カイロプラクティックで指導されるエクササイズの種類

カイロお役立ち情報

 多くのカイロプラクティック治療室では、治療後に自宅で行うエクササイズの指導を行います。

 場合によっては複数のエクササイズを指導する場合もあります。大抵の症状の原因は一つではなく複数ありますから、効果の異なるエクササイズを組み合わせて指導するからです。

 そこでここでは指導を受けた時の理解の助けになるよう、カイロプラクティックでよく紹介されるエクササイズの種類を解説していきます。

目 次

ストレッチエクササイズ

 ストレッチは、主に筋肉を伸ばしてからだに柔軟性を持たせるためのエクササイズです。


 例えば、肩こりは肩をおおう筋肉、僧帽筋(そうぼうきん)が緊張して短くなっている場合がよくあります。ですからこの僧帽筋をストレッチすれば、肩こりがより改善する場合が多いのです。

 又、ストレッチには筋肉をリラックスさせる効果もあります。


 ストレッチのポイントは、痛くなるまでやらないこと、40秒ぐらい持続して行うこと、伸ばした筋肉をゆっくりともとに戻すことです。

筋力アップエクササイズ

 ここでいう筋力アップエクササイズは、スポーツなどの筋力強化とは異なります。


 からだのゆがんでいる状態が長期間続くと、その状態を維持するのに必要のない筋力が低下する事がよくあります。例えば、腰が反りかえった状態のままだと、腹筋の筋力が低下しやすくなるのです。ですから弱くなった筋力を元に戻せば、ゆがみも改善されやすくなります。

 つまり、ここでいう筋力アップエクササイズとは「筋力を強くする」ではなく「筋力もとに戻す」ことなのです。

 その為、激しい運動は特に必要としません。ポイントは無理せず長期的に行なうことです。仮に痛みがでたら、それは無理しすぎのサインだと考えてください。

体の意識を整えるエクササイズ

 長期間悪い生活習慣を続けていると、からだは誤った使い方を覚えてしまい、それがクセになってしまいます。このようなからだのクセを改善するには、通常大変な努力を必要とします。例えれば、左利きを右利きに変更するようなものです。

 体の意識を整えるエクササイズは、このような誤ったからだの使い方のクセを改善する為のエクササイズです。このエクササイズは一連の特殊な動きを用いて行います。

 例えば肩こりのひどい方は、あごが前に突き出すクセがついている場合があります。これを改善するには頭を正しい位置に動かす繰り返しの動作練習が有効です。

まとめ

 カイロプラクティックで指導されるエクササイズにもいろろな種類があるのが分りいただいたでしょうか?


 カイロプラクティック治療では、これらエクササイズを症状や個人に合せて、指導していきます。 カイロ治療同様、エクササイズの最終目的も本当の健康です。

症状の回復後もエクササイズを続けていけば症状の再発を防ぐだけでなく「本当の健康」になっていくでしょう。毎日の歯磨きのような気持ちでエクササイズを続けてみましょう。

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