- 30歳の女性ですが、5年前に3ヶ月くらい毎週のように
スキーをしていて、4月に急にしゃがんだ状態から
たちあがるのがつらくなったので ひどい筋肉痛かと
思いスキーをやめましたが、太ももの痛みがとれず
だんだん痛みが膝にきて、病院にいきましたが、
MRIでも異常がみられませんでした。
運動もできずつらかったのですが、
2年半ほどたつと、今度は、りじょう筋のあたりが
座っていると常に痛く、足がしびれたりも常にあり
あらゆる病院や接骨院や整体や針などに通いましたが、
全くよくならず悩んでいます。
梨状筋症候群は、治るのですか?
このままだと毎日がつらくてはやく治したいです。
子供も欲しいのですが、だいじょうぶなのでしょうか?
RTさん -
梨状筋(りじょうきん)は、お尻の深い所にある筋肉です。お尻の深い所の痛みの原因はこの梨状筋である場合がよくあります。
又、この梨状筋は坐骨神経のすぐ上を走っています。その為、梨状筋が緊張すると坐骨神経を圧迫してヘルニアと同じようなしびれの症状を引き起こす場合がよくあります。このような梨状筋による一連の症状を「梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)」と言います。
梨状筋による痛みの特徴は、腰というよりお尻のあたりを中心にした痛みがおこる事です。
それが梨状筋による症状かどうかお話だけでは判断できませんが、もし梨状筋症候群であるならば、カイロプラクティック治療はかなり効果的です。治療は基本的に梨状筋をリラックスさせる事と、骨盤のゆがみを矯正する事が中心になります。
出産を心配されているようですが、特に産婦人科系の問題とはからみませんので過剰な心配はいらないと思います。
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