悪い姿勢はからだのゆがみの大きな原因

からだのゆがみ
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悪い姿勢になるとからだはゆがむ

 悪い姿勢はからだのゆがみの大きな原因です。

 体のゆがみに気付くきっかけは、自分の体を鏡などで見た時などが通常でしょう。肩の高さが左右大きく違うとか、体が傾いているとか、こういった感じで発見されるわけです。

 しかし、実はこれだけでは正確な体のゆがみはわかりません。何故なら、体を立体的にとらえてみた場合、正面だけでなく側面からも観察しないといけないからです。

  ですから、姿勢の悪さというのは、体を側面から見た時のゆがみと同意と考えていいでしょう。この正面と側面の二方向から見たゆがみを把握する事で、本当の体のゆがみが見えてきます。

 通常みなさんが「身体がゆがんでいる」と言う時は、正面からのゆがみの事をいっている事がほとんどです。正面のゆがみは、鏡などを見た時にすぐ気付きますので、自分で発見するのが容易です。

 しかしほとんどの人は、側面のゆがみ、つまり姿勢の悪さを見落としがちです。 これは、自分を側面から見る機会があまりないからだと思われます。合わせ鏡などをしないかぎり正確に自分を側面から見る事はできませんからね。

ゆがみの始まりは悪い姿勢

 正面と側面のゆがみは相関関係にあるわけですが、最初にゆがみだすのは、姿勢方向、つまり側面のゆがみの方が多いと考えてまいす。

 図を見てみましょう。正しい姿勢は身体側面の軸線が一直線です。しかし悪い姿勢は軸線が一直線でなくバラバラです。この軸線の端と端をもって捻ってみると仮定してみましょう。

 まっすぐだった場合、ねじれは均等におこり、形の崩れはおこらないでしょう。一方、軸がバラバラだったら、ズレの頂点それぞれにネジれが集中して、均一に体はねじれないでしょう。
 悪い姿勢から正面のゆがみに発展する理由は、簡単にいうとこのような例えで説明できます。

 体のゆがみの矯正は、正面、側面のゆがみを同時に矯正していくのが、一番効率的です。姿勢が悪い場合は、姿勢矯正(側面のゆがみの矯正)を先に行ってから、後に正面のゆがみの矯正をしていくというのが良い手順だと考えています。
 姿勢矯正については、こちらのホームページで詳しく解説しています。興味のある方は、どうぞ。

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