悪い姿勢のままだとどうなる? 悪い姿勢を放置するリスク

姿勢と健康
tora

はい、質問のお手紙が届いています。

mike

はいはい。

???

 いつも家族に「姿勢が悪い」と怒られ「そのままだと後悔するぞ」とも言われます。実際、ずっと悪い姿勢のままで何か問題あるのでしょうか。 

tora

悪い姿勢のままでいる事にリスクはあるのか、という質問ですね。

mike

「必ず」という事はないですが、やはり放置するリスクはありますね。

 悪い姿勢でいる事は確かに問題です。しかしだからといって、必ずすぐに矯正をしなければいけないわけではありません。

 姿勢矯正にはそれなりの手間も時間かかります。ですから、見た目にあまりこだわらず健康上の問題がないのであれば、適切な時期が来るまで放置しておいて特に問題ないでしょう。

 しかし、悪い姿勢をずっと放置したままにするのは、あまりお勧めできません。何故なら、放置していた期間に比例して、様々なリスクが高まるからです。

 そこでここでは、悪い姿勢を放置するリスクについて解説してみたいと思います。

目 次

姿勢の見た目はより悪くなる。

 悪い姿勢を放置する一番わかりやすいリスクは、時間がたつほど姿勢は変形して、その為に見た目も悪くなる事でしょう。

 悪い姿勢を放置しているのは、だいたい30代前半くらいまでの若い方です。放置する理由は様々だと思いますが、本人がまだ悪い姿勢を大きな問題として捉えていない事が大きな理由でしょう。

 しかし、そのような方も年齢が上がるにつれて姿勢が気になってくる場合が多いようです。

悪い姿勢の骨格

 そうなる多くの要因は、年齢が上がるにつれ、肩こり・腰痛のような姿勢による症状が出てくるからなのですが、姿勢の見た目が気になり始めた事が要因である場合も少なくありません。

 姿勢の見た目は人の印象、特に第一印象に強い影響を与えます。その為、年を重ねて社会的な地位が高まるほど、姿勢の見た目が気になってくる場合が多いのです。

 又、容姿や体型は年齢とともに衰えますが、姿勢は本人次第でいつまでも正しく維持できる為、その重要度は年齢が上がるにつれてより強まる事も関係しているかもしれません。

 しかし、そうして気になり始めた頃には、より見た目に悪い姿勢になっていて、手の付けられない状態になっている場合も多いのです。

矯正に必要な期間が長くなる

 悪い姿勢を放置していると、見た目がより悪くなるだけでなく、姿勢の「硬さ」も同時に増していきます。

 悪い姿勢を形作っているのは、からだの深部にある靭帯や腱などの軟部組織です。それらの組織には「硬さ」があり、硬さに比例して姿勢の変形は強固になります。

 当然、悪い姿勢になってまもない頃は、まだ「硬さ」はさほど強くはなく、ある程度柔軟性が残っている状態です。

  しかし、悪い姿勢を長期間放置していると、その期間に比例して姿勢の「硬さ」は強くなる傾向があります。

からだの深部が硬くなる
からだの深部にある軟部組織が硬くなる

  姿勢を固定する「硬さ」が強ければ、それを柔らかくするにはより多くの時間が必要になります。その為、姿勢矯正にかかる期間は悪い姿勢を放置していた期間に比例して長期化する傾向があるのです。

正しい姿勢の感覚が消失する

 悪い姿勢を放置するリスクの中で、あまり気づかれないけれどもリスクとして大きいのが、正しい姿勢の感覚の消失です。

 現在悪い姿勢である方でも、時間を遡れば姿勢の悪くない「正しい姿勢」であった時期があったはずです。この頃のからだの感覚は、悪い姿勢になってもしばらくの間はからだに残っています。

 しかし、悪い姿勢を長期間放置したままでいると、正しい姿勢であった頃の感覚は完全に消失してしまいます。

 一旦そうなってしまうと、単純に硬いからだを柔らかくするだけでは姿勢は矯正されません。感覚が消失した事で、姿勢を正す動作法も忘れてしまうからです。その為、改めてその動作を学習しなおす必要があります。

 又、悪い姿勢を通常の姿勢としてからだが認識するようにもなっている為、姿勢を正すと強い違和感を感じてしまい、正しい姿勢を維持する事が困難になっている場合もよくあります。

 当然、このようなケースは、悪い姿勢を放置していた期間に比例して多くなる傾向があるのです。

健康を損なうリスクが高まる

 最後に解説するのは一番大きなリスク、健康を損なうリスクの高まりです。

 悪い姿勢は健康に大きな影響を及ぼします。その為、悪い姿勢を放置している期間に比例して、様々な症状がからだに現れやすくなるのです。

 特に症状として現れやすいのは、肩こり・腰痛・頭痛などの症状です。詳しくは以下の記事を参考にしてください。

 又、悪い姿勢による症状は慢性的で再発を繰り返す傾向があります。

 例えば、ケガや疲労などによる症状は、ゆっくり休んだりすればいずれ改善しますが、悪い姿勢による症状は、矯正をしない限りいつまでも悩まされる事になります。その為、健康を損なう大きなリスクになりやすいのです。

まとめ

mike

以上悪い姿勢を放置するリスクを解説しました。

tora

怖い・・・今すぐ矯正しなくては。

mike

そういう気分になりますよね。でも最初にも述べましたが、これらは「必ず」ではありませんよ。

tora

え? そうなの?

 ここまで解説した様々な悪い姿勢を放置するリスクは、あくまでそうなる可能性がある、という話で、必ずそうなるわけではありません。

 特に健康問題は個人差が大きく、中にはいつまでたってもまったく問題のでない方もいらっしゃいます。

 しかしそのような方も姿勢矯正をすると、「実は問題に気付いていないだけだった」という場合もよくあります。

 例えば以下のような話はよく聞かれる例です。

  • 痩せて見えるようになった。
  • 安定して歩けるようになった。
  • 長時間立っていても、座っていても楽。
  • 疲れにくくなった。
  • 呼吸が楽になった。
  • 身長が伸びた。

 このような例は他にも沢山あります。ですからできればリスクを恐れてではなく、「より良い状態になる」為、早めに姿勢矯正にチャレンジしていただくのが一番良いのではないかと私は考えてます。

 最後にポイントをまとめます。

  • 悪い姿勢を放置すると、より姿勢は悪くなり、矯正はより困難になる。
  • 悪い姿勢を放置すると、正しい姿勢だった頃の感覚が消失して、矯正困難になる。
  • 悪い姿勢を放置していた期間が長くなるほど、肩こり・腰痛などの健康を損なうリスクが高まる。
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